こんにちはDiGです。
前回、私がストックフォト・ストックイラストを現在も継続できている理由について、出来事に絞って書かせていただきました。
まだ読んでいない方は、ぜひ先に↑こちらの記事を読んでいただけますと、この記事の内容もより理解できるのではないかと思います。
さて本日は、前回記事のような出来事から得た、ストックフォト・ストックイラストを続けるコツについて、私なりに分析してみたいと思います。
初期段階での他者との比較はマイナス面の方が大きい
自分も前回記事で書きましたが、登録しても売れないという状況が続くと、他の人の作品が気になりだします。
- 「他の人はどれくらいのレベルなのだろうか?」
- 「どういうイラストが売れてるんだろう?」
- 「売れてる人の登録数はどのくらい?」
こういったことが気になるのは当たり前のことですし、市場の需要調査という意味では必要な部分もあります。
ですが、初期段階ではそういったプラス面よりも、モチベーション的にマイナス面の方が大きいように思います。
うまい人は無数にいるけど1対1の勝負ではない
ストックサービスへは世界中から作品が集まってきています。
これ一体どうやって作ってるんですか?って聞きたくなるような作品も無数にあります。
そういう作品を目の当たりにしてしまうと、「うわー自分だめだー。。」と大概の人は思ってしまうと思います。
でも、「作品が世界中から集まっているなら、購入者も世界中から集まっている」それがストックサービスの世界です。
個性よりも汎用性、つまり「購入した方にとって使い易い素材」を意識することで、そういったレベルの高い作品より、自分の作品が選ばれるチャンスを得ることができると思います。
自分は常にそう思ってストックに登録しています。
ある程度の脳死プレイも必要かも
ゲーム等で何も考えずにプレイすることを「脳死プレイ」などと言うことがあります。
ストック初期においては、ある程度の脳死プレイ、つまり
- 何も深いことを考えず、
- 他人との比較を避け、
- 売れ筋どうこうも気にせず、
ただひたすら登録数を増やしていくというフェーズも必要なのかもしれません。
とはいえ全く売れ筋を考えないというのは、怖いですし難しいですよね。
そこで個人的にお勧めしたいのは、文字情報で需要を知るということです。
例えばPIXTAさんなどでは、
というページで2~3か月先の高需要素材テーマなどを紹介してくれています。
こういったページをチェックすれば、余計な情報が入ってくることが減り、モチベーションが低下しづらくなると思います。
作品1点ごとに時給換算するのはプラスにはならない
イラストの制作には当然時間がかかりますよね。
さらにそれをストックサービスに登録する時間もかかります。複数のストックサービスに展開している場合にはなおさらです。
それに対して作品が売れた場合、定額制で20円~50円くらい(多くのサイトでは、ランクにより変動します)の収入になります。
例えばその作品が数点ダウンロードされたとしても、これを時給換算してしまうと大変なことになるわけです。
実際、売れない作品の方が多いわけですから、そう考えるとモチベーションは上がりませんよね。
私の場合は1点ごとではなく、全登録作品をまとめて1つの集合資産としてとらえています。
売れる作品売れない作品ありますが、売れる作品が作れたのは、売れない作品から得たノウハウや反省があったからです。
売れない作品も売れる作品もまとめて、一つの資産として稼いでくれているイメージです。
そう考えると、売れない作品に掛けた時間も無駄ではなかったと思いますし、売れてなかった作品がポンと売れたりすると、無事送り出せたような気持ちになったりもします笑
たくさん頑張って種を撒けば、後から来る実りも大きい
先ほどの時給換算の例ではないですが、最初は掛けた時間に対するリターンは限りなく低いです。
何故なら最初は、荒れた土地を耕して種を撒く、例えるならそんな時期だからです。
撒いた種が少しなら、後から得られる収穫量は少しですし、たくさん頑張って種を撒けば、後には実りの秋が訪れます。
最初のしんどい時期を超えれば、種を撒きながら同時に収穫もできる、そんなサイクルが出来上がっていきます。
無理する必要はない、いつでも戻ってこれる
とはいえ精神を削ってまでやる必要は全くないと思います。
あくまでも自分のペースで出来るのが、ストックフォト・ストックイラストの良さです。
いつでも戻ってこれますし、戻って来たときに決して0からの再スタートにはなりません。
他の人と比較して自分を追い詰めながらやることは、マイナスにしかなりません。
何故なら「楽しくない」から。
全てのモチベーションの源は「楽しい」ということにあると私は思っています。
楽しいと感じられる範囲、楽しいと感じられるタイミングでストックに向き合う、それでいいのだと思います。
以上本日は、私がストックフォト・ストックイラストを現在も継続できている理由について考察してみました。
ではでは。
お時間ありましたら、他の記事も読んでみて頂けると嬉しいです。