[徹底解説] Shutterstock ( シャッターストック )のノウハウ完全まとめ / 一番売れるストックフォト

Shutterstock徹底攻略
B!

 

こんにちはDiGです。

本日は、海外ストックフォトサービスの代表格であるShutterstock(シャッターストック)について、徹底的にまとめてみました。

 

Shutterstockはこちら

 

Shutterstockをこれから始める方への解説のほか、Shutterstockに5,000点イラストを登録してきた経験から得た登録ノウハウについても解説していきますので、もっとShutterstockで売上を伸ばしたい方にもおすすめです。

 

こんな方におすすめの記事となっています

  • これからShutterstockに本格的に挑戦したいと思っている方
  • Shutterstockでもっと売り上げを伸ばしたいと思っている方
  • Shutterstockでリジェクト(審査却下)されることが多い方

 

 

Shutterstockとは

ニューヨークに本社を置くストックフォト、音源、編集ツールを提供する会社。
2003年に写真家兼プログラマーであるJon Oringerが設立。
2012年にニューヨーク証券取引所に上場。2020年4月現在で、3億点を超える画像を販売 (約20万点の素材が毎日追加されている)
150か国以上の顧客に利用され、寄稿者は100万人を超えている。

(wikipediaおよびShutterstockサイトより引用)

 

 

販売機会はトップクラス、でも問題も・・

売れる

 

 

他のストックフォトサービスと比較した場合のShutterstockの特徴については以下の通りです。

 

  • 販売数は全ストックサービスの中でもトップクラス
  • 定額購入が多いので単価は安め、でも稀に数千円のビッグセールスも
  • 言語は完全に英語のみ
  • 審査に癖があるので、大量リジェクト(審査却下)されることも・・

 

 

まず最大の特徴として挙げられるのが、「とにかく売れる」ということです。

Shutterstockは、素材数の豊富さだけでなく、他のストックフォトサービスと比べて定額制の利用料金が安めであるため、世界中で認知度が高いサービスです。

その為、販売機会が他のサイトと比べても段違いで高いです。

 

 

これからストックを本格的に始めたいと思っている方で、「はたして自分の作品が売れるのか」と不安に思っている方は、まずこちらに登録して頂くと、続けていく自信を得れるかもしれません。

 

Shutterstock登録はこちらから

 

また購入してくれた方の国・都市などが、管理画面のマップに表示されるのも、他のサイトにはない特色かと思います。

自分の作った作品が、地球の裏側で購入されたりするのは、なんだか不思議な気持ちにもなりますし、とても嬉しい気持ちになります。

 
Shutterstockマップ

 

販売回数と比較して、稼げる金額は今一つ

 

販売回数の多さから考えると、稼げる金額は「もう少し伸びてくれると嬉しいなあ」と正直思います笑

というのも、Shutterstockでの購入者は、定額プランに入っている割合が多いためです。

 

とはいえ、数で稼げるので、トップクラスに稼げるストックサービスであることに間違いはありません。

 

また稀に、特別購入や1点単位購入で、数千円のビッグセールスが舞い込むこともあります。

 

ビッグセールス

 

「どういうイラストが特別購入されやすいのか」を調べてみようと自分の履歴を見てみたのですが、イマイチ共通点を見出せませんでした、スイマセン・・
とにかく登録数を増やしておくのがポイントなのかな・・と個人的には思います。

 

 

作品の審査提出時の注意ポイントはたくさんある

 

作品の審査提出に関しては、注意ポイントが本当にたくさんあります。

これを知らずに迂闊に挑むと、大量にリジェクトされて一気にモチベーションを失うこともあり得るので、ここは提出前に必ず読んでほしいところです。

 

※作品データ制作時にも、注意ポイントがあります

それについてはこちらの記事でまとめていますので、制作前にまず↓こちらもお読みください。

 

審査提出時のおもな注意ポイントは以下の通りです。

 

  • 審査担当者により、審査基準にばらつきがある
  • 最近、審査結果が共有されるようになり、一度リジェクトされると再審査も通らない場合が多い
  • 同デザインの色違いなど、バリエーション登録は歓迎されない
  • 入力項目はすべて英語で行う。作品内に日本語が含まれる場合、説明欄に翻訳を書く必要がある
  • 説明欄は最低5単語以上記入する必要がある、なおかつ同じ単語を5回以上使えない

 

 

まず触れなくてならないのが、審査担当者の審査基準にばらつきがみられることです。

 

これに関しては私も「本当に何とかして下さい」と常々思っています。

 
審査担当者は世界中にいるらしく、ガイドラインもちゃんとあるようですが、審査担当者の裁量に左右される部分があります。

本当にひどい担当に当たってしまうと、申請した作品を片っ端からリジェクトされてしまう場合もあります。

 

 

更に厄介な点として、リジェクト記録が審査担当間で共有される仕様に最近なったらしいことです(私の個人的な経験からの推測です)。

以前は、そういった仕様ではなかったので、リジェクトされても少し時間を置いてから、同じ内容で再申請すれば、別の担当者によって承認されていました。

 

しかし今は、リジェクト情報が共有されているようで、その方法が通じなくなりました。

そのため、リジェクト理由によっては、一度リジェクトされてしまうと、承認してもらうのが非常に困難となりました。

自分も2、3回申請してダメな場合は、時間の無駄なのであきらめています。
 

↓Shutterstockでよくある却下理由と対策方法についてまとめました。


 

バリエーション登録のポイントは焦らず少しずつ申請すること

character

 
この場合の「バリエーション」とは、一つのデザインをもとにして別パターンのデザインを作成することです。

↓バリエーションに関しては、こちらの記事を参照してください。

 
PIXTAなどバリエーション登録大歓迎のサービスもある一方、Shutterstockに関してはかなり厳しいです。

単純な色違いだけでなく、軽微なレイアウト変更などもバリエーションと認識され、まとめて申請するとまず間違いなくリジェクトされます。

 

自分の肌感では、バリエーションで2点以上同時に申請するのは危険という気がします。

 

自分の場合は、類似と認識されそうな作品は、タイミングをずらして申請するようにしています。

 

 

リジェクト情報が共有されている一方、承認情報に関しては意外と共有されていないようで、タイミングをずらせば、ほぼ申請が通ります(それでも無理な場合もあります)。

 

早く登録したいという、はやる気持ちを抑えて、数点ずつ申請していくのがポイントです。

リジェクト記録共有により、一度リジェクトされてしまうとかなり厳しいので、くれぐれもここは慎重に進めましょう。

 

対応言語は英語のみ、でもキーワード候補ツールは◎

 

サイト自体は日本語に対応していますが、申請時の入力項目は全て英語のみの対応となります。

英語に不慣れな方は、ここがちょっとためらうポイントかもしれません。

 

ですが、キーワードの選定については、「キーワード候補ツール」が用意されていて、類似の作品からキーワードを 選定できるので、これがかなり便利です。

 

キーワード候補ツール

 

あと英語で入力が必要なのは、タイトル(説明)欄ですが、こちらに関しては現状ツールがないので、Google翻訳などを利用しましょう。

あとこちらのタイトル(説明)欄は、最低5単語は入力する必要があります。

自分の場合、困った時は、

 

  • ○○ flat vector illustration (べた塗りのイラストの場合)
  • ○○ vector icon illustration (アイコンの場合)
  • ○○  cartoon character illustration (人物イラストとかの場合)

 

みたいなのを後ろにつけて、文字数を増やしています笑

 

もう一つ補足として、同じ単語を5回使うと警告がでます。

通常あまりないとは思いますが、この後説明する「日本語翻訳」を掲載しないといけない場合などには、稀に引っかかる場合があります。

 

また「, (カンマ)」などを多用すると、それが1単語と認識されて引っかかる場合もあります。

そういう場合は、カンマの前後のスペースどちらかを消して、前後の単語にくっつければ、1単語と認識されなくなります。

 

日本語が含まれる場合は英訳必須

 

最後に写真やイラスト内に日本語が含まれる場合、必ずタイトル(説明)欄に英訳を記載する必要があります。

 

ガイドラインに推奨の記載方法が掛かれていて、

 

translation:

 

と記入してから、該当箇所の英訳を記載すれば良いようです。

複数箇所ある場合はカンマ区切りで羅列すれば大丈夫です。

 

あとなかには、英語に訳すのが難しい単語もあると思います。例えば、年賀状関連とかですね。

これは自分のやり方ですが、例えば「謹賀新年」を英訳する場合は、

 

translation: kinga-shinnen (Japanese new year’s greeting word)

 

のような感じで「音+簡単な説明」を書くようにしています。

今のところはこれでほぼ承認されています。

 

あと一つ注意点として、例えば文章など大量の日本語が画像・イラスト内に含まれる場合、頑張って翻訳したとしてもリジェクトされる場合があります。

これは、「大量の英語以外の言語」というリジェクト基準がガイドラインにあるためです。

 

 

但しこれも審査担当によって裁量が分かれるので、意外と承認される場合もあります。

自分の場合は、一か八かで一度提出して、上記理由でリジェクトされた場合は諦めるようにしています。

先ほど書いたリジェクト記録共有により、再提出しても承認されることはまずないと思います。

 

 

色々面倒なところはあるけど、結局「売れる」は正義

 

というわけで、本日は、Shutterstockについて、徹底的にまとめてみました。

 

自分の登録ノウハウも全部詰め込んで紹介したので、なかなか有益な情報なんじゃないかと自画自賛しております笑

 

色々と面倒なところもあり、イライラさせられることもあるShutterstockですが、最終的には「売れる」という魅力には勝てないですよね笑

 

ここまで読んでいただいた皆様には、私の得たノウハウを全てお伝えしましたので、是非とも挑戦してみてほしいです。

 

Shutterstock登録はこちらから

 

何か困ったことがあれば、自分にわかる範囲であればご協力させていただきますので、コメントでもメールでもお気軽にどうぞ。

ではでは。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。
お時間ありましたら、他の記事も読んでみて頂けると嬉しいです。

 

4 件のコメント

  1. misaka 返信

    こんにちは。
    海外のDl販売サイトを探しており、こちらにたどり着きました。
    丁寧な解説ありがとうございます。
    登録させていただきました。
    また、訪問させていただきます。

    • Dig DUG 投稿者返信

      ご丁寧にありがとうございます。
      今後とも宜しくお願いいたします。

  2. yu 返信

    こんにちは。わかりやすい解説ありがとうございます。昨日よりShutterstock開始しまして大変お恥ずかしい質問なのですが、PIXTAではPNGファイルがアップできますが、Shutterstockでは画像はEPSとJPEGのみとなっています。背景なしのイラストを投稿したいと思った時はどのようにすればよろしいでしょうか。

    • Dig DUG 投稿者返信

      コメントありがとうございます。
      PNGを投稿できるサイトはPIXTA以外ではあまり見かけないです。
      背景なし画像の需要を想定していないのか、ベクターで事足りると思っているのかはわかりませんが、現状そういった感じです。

      利用する側としても、PNGあると便利だと思うんですけどね

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