みなさまこんにちはDiGです。
現在コロナウイルスにより、日本に限らず世界全体で経済に深刻な影響が出ていますね。
そして、今後リーマンショックを超える大規模な不況が訪れることが、確実視されている状況です。
ストックフォト業界も影響を受ける?
皆様も想像に難くないと思いますが、間違いなく影響を受けると思います。
ストックのメイン利用者・購入者として考えられるのは、個人よりも企業です。
そして、企業は不況の影響を受けると、まず広告費など削りやすい部分の経費削減に動きます。
実際、Youtuberやアフィリエイトブロガーなどは、広告費削減により収益減少がはじまっているという話も聞きます。
そして、広告費が削減されるということは、素材として利用されることの多いストックフォト・ストックイラストなどは、購入される機会が当然減っていくということになります。
実際に自分も肌感として、先月末くらいから、少しセールスの動きが重くなっているかなという印象です。
今回厄介だなと思うのが、世界中どこも経済が止まっているので、「全世界に販売できる」というストックサービスの強みが生かせないということです。
ということで、景気の良さそうな国をターゲットにした作品を多く登録していくという方法も難しそうですね。
コロナウイルスの今後の状況にもよりますが、不況は最低でも数年続くのではと見られています。
もしかしたら今後、ストックサービスでの価格改定や、ロイヤリティーパーセンテージの引き下げなどが行われる可能性も0ではないと思います。
そうすると、私たちのような素材寄稿者にとって、厳しい時代が来る可能性は大いにあると思います。
不況を見越して、今から種を撒いておくのが吉
私たち素材寄稿者側は、できるだけ売上を落とさないように、今から対策を考えておく必要があるかも知れません。
私としては、
- 時流に沿った素材をどんどん登録して行く
- 個人需要をターゲットにした素材を増やす
- 新規販路の開拓
みたいなところを考えています。
ニュースは常に高需要の素材を教えてくれる
今だと、ウイルス関連のほかに、テレワーク・リモートワーク等に関する素材も高需要だと聞いています。
他にもロックダウンとかオーバーシュートとか、次々に新しいワードがニュースをにぎわせていますし、今後もどんどんとそういった目新しいワードが登場してくると思います。
こういう新しいワードに関連した素材は、売れる期間は短くなりがちですが、爆発力は期待できます。
花から花へ飛んでいく蝶々のように、新しいワードから新しいワードへと登録していくことで、逆に売上アップを狙うことも可能かと思います。
とはいえ、みんな同じことを考えるので、競合は多くなる傾向があります。
ライバルたちに先んじる瞬発力と、常に新しいワードをキャッチできるようなアンテナを常に張っていることが大事です。
人生のイベントごとは個人需要が見込める
企業ほど販売機会は高くないですが、個人でも素材が必要となる機会はあります。
例えば、季節の行事や人生のイベントごとなどが考えられます。
具体的には、
- 年賀状・暑中見舞い等
- 結婚式
- 引っ越し
- 誕生日
等々他にもあると思いますが、考えられるかと思います。
年賀状などは言わずもがなですので割愛します。
結婚式は、コロナウイルスにより開催が難しいにしても、「結婚しました」みたいな葉書を出す機会は逆に増えるかもしれませんので、そういった葉書テンプレートなど狙い目かもしれません。
同様に、「引っ越しました」の葉書テンプレートとかもいけそうな気がします。
個人的には、直接顔を合わさないコミュニケーションに、今後素材の需要を感じています。
また個人の場合、定額購入より単品購入が多いので、1点当たりの金額で期待できるというプラス面もあります。
販路を増やして得られる利益を最大化していく
私は、大手のストックフォトサービス中心に作品を登録していますが、あまり知名度が高くないストックフォトサービスへの登録も現在検討しています。
※複数ストックフォトサービスに登録するメリットに関しては、以前ブログで書かせていただきましたので、↓こちらも是非ご覧ください。
また、詳細はまだ明かせないのですが、自身の作成した素材をストックサービス以外の販路でも販売していくことも検討しています。
(こちらに関しては、何らかの成果が出たら、またご報告していきます)
以上本日は、いずれ訪れるであろう「ストックフォト冬の時代」を乗り切る方法について、私なりに考察してみました。
皆様もぜひ自分に合った方法を見つけて下さい。
そして、早めに種を撒いておくことが重要かと思います。
ではでは。
お時間ありましたら、他の記事も読んでみて頂けると嬉しいです。