皆様こんにちはDiGです。
ここ最近2021年の年賀状素材をコツコツ制作しているのですが、正直、ストックへの登録のタイミングが掴めません笑
遅いと出遅れて埋もれますし、早すぎると一番売れる時期に掲載順位がピークアウトしそうな気がしています。
皆さんはいつ頃登録されてますか??
さて話は変わりますが、最近Shutterstockが報酬の改定を行なったのは皆さんもご存じかと思います。
ご存じない方は↓こちらの記事を是非お読みください。
で結果どうなったかというと大半の方は報酬が下がったと言われています。
Shutterstockに愛想を尽かして離脱した方(特に海外勢)も多くいたみたいですが、現実的な話として、Shutterstockで減った金額を埋め合わせするために他のストックフォトサイトへの登録を検討された方もいたのではないでしょうか?
ということで今回は、販路をさらに拡大したいクリエイターの方向けに、あまり知られていないストックフォト・ストックイラストサイトをご紹介します。
今回ご紹介するのは、すべて実際に私も登録しているサイトですので、怪しいサイトはありません。
また私の経験から、売り上げ期待度や登録UIの使いやすさ(登録の簡単さ)などもまとめて評価しているので、販路を増やしたいと思っている方はぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
まずはメジャーどころをすべて抑えてから
サイトを紹介していく前に、一つ私からお伝えしたいことがあります。
ということです。
私の考えるメジャーなストックフォトサイトとしては、Shutterstockのほかに、Adobe stock、 PIXTA、 Getty Images(Istock) などがあります。
正直今回紹介するサイトは売上の面でこれらのサイトには及びません。
ですので、上記のサイトの中でまだ登録していないサイトがある方は、まずそちらに登録してください。
そのうえで、さらに余力がある方は、今から紹介するサイトにもぜひ挑戦してみてください。
また、今回紹介するサイトは、私がどちらかというとイラストをメインで登録しているので、すべてベクターデータに対応しているサイトになります。
写真メインで活動されている方の場合、売り上げを期待できるサイトが他にもあるかもしれませんので、探してみてください。
1 123RF
売上期待度: (5)
登録UI評価: (4)
メジャーどころに登録が終わったら、次に挑戦してほしいのがこちらの123RFです。
今回紹介するサイトの中では、(メジャーどころには及びませんが)一番売り上げが期待できるサイトです。
登録に関しても、基本的にはタイトルとタグだけで登録でき、余計な項目がないので登録しやすいです。
審査も基本的には早いですが、稀に謎の長期間放置されることがあります。
売上期待度: (3)
登録UI評価: (3)
次にお勧めするのはこちらのDreamstimeです。
Shutterstockが報酬を切り下げて界隈が荒れていたときに、逆にコロナで苦しむクリエイターを助けたいと報酬をアップしたことでも話題となりました。
売上としては、現状の私の登録数だと1日2-3点売れればいい方かなという感じです。
登録UIは、タイトル・説明文・タグ・カテゴリーの入力が必要で、
- タイトルと説明文が全く同じだとX
- 入力単語数が少ないとX
なので、自分のように横着してタイトルを説明文にコピペしているような人は若干注意が必要です(苦笑)
また、カテゴリー欄が3つもあって、該当カテゴリーを探すのが面倒です。
ただAIが自動でカテゴリーを選んでくれるので、基本的にはスルーで大丈夫です。
(たまに変なカテゴリーにされる場合もあります)
あと報酬の最低払い出し額が$100~で、他のサイトよりもボーダーが高めです。
売上期待度: (3)
登録UI評価: (5)
次にお勧めするのはDepositPhotosです。
こちら私も登録してまだ2か月くらいなのですが、売上点数的には、DreamsTimeと同じくらいかなという感じです。
ただ印象としては定額制購入の割合が多い気がします。
それなので、今のところ金額の伸びは今一つといった印象です。
登録UIに関しては、入力項目が説明文とタグだけなので、めちゃくちゃシンプルで登録しやすいです。
4 Alamy
売上期待度: (4)
登録UI評価: (2)
次はAlamyというイギリスのストックフォトサイトです。
ここはちょっと他のサイトとは毛色が違う感じがあります。
まず中々売れません。
私の登録数で、月に10点売れればいい方です。
ただこちらのサイトは定額プランがなく、かつ売価の40%がクリエイターに入るので、1点売れるごとにかなりの高単価が期待できます。
登録UIに関しては、この中で一番面倒です。
タグの中で重要な10点をスーパータグとして選択したり、人物が映り込んでいる場合は、人数を選択したりする必要があります。
これらは任意ではあるのですが、「discoverability(発見されやすさ)」というパラメーターがあり、これらをちゃんと入力しないとパラメーターが上がらず、「poor discoverability(見つかりにくい)」になってしまいます。
実際の検索順位等にどれくらい反映されるのかわかりませんが、「見つかりにくい」とか言われたら気になってしまいますよね苦笑
そんなわけで中々テンポよく登録することができないので、そこが難点かなと思います。
売上期待度: (2)
登録UI評価: (3)
5番目に紹介するのはYAYImagesです。
こちら実は自分も始めてから日が浅く、まだ全部登録が終わっていません。
それなので確実な評価はできないのですが、今のところの印象だと「あまり売れないかも??」という感じです。
登録UIは、最初レスポンスが遅くて、もっさりした印象だったのですが、途中でアップデートされてまずまず使いやすくなりました。
入力項目はタイトル・説明文・タグの基本3セットで、タイトルと説明文が同じでも大丈夫です。
売上期待度: 未知数
登録UI評価: (3)
最後に紹介するのは、Imagemartという日本のストックフォトサイトです。
報道写真などで有名なAfro(アフロ)が運営し、つい最近ローンチされたサイトになります。
まだ始まって間もなく、私も少しずつ登録している最中ですので、売上的には今後に期待という感じです。
個人的には日本の少ないシェアをピクスタ等と食い合うのではなく、Afroの知名度を生かした海外展開などにも期待したいところです。
登録UIに関しては、入力項目が少なくシンプルでよいです。
ただ100点ずつしかアップロードできないので、今回のように新規で大量に登録する場合、若干の不便さを感じています。
また、(始まったばかりで仕方ない面もありますが)承認までにだいぶ時間がかかります(特にベクター)。
ここら辺も追々改善を期待したいところです。
現在、報酬パーセンテージが永続的に20%アップするというビッグなオープンキャンペーンを開催中です。
9月30日までに作品登録すればOKとのことなので、Imagemartに将来的な可能性を感じた方は今のうちに作品を登録しておくことをおすすめします。
以上本日は、ちょっとマイナーなストックフォトサイトを6サイト紹介してみました。
販路拡大のために新規ストックフォトサイトへの登録を検討している方は、参考にしていただければ嬉しいです。
ではでは。
お時間ありましたら、他の記事も読んでみて頂けると嬉しいです。