こんにちはDiGです。
イラストと一口に言っても、その中には色々なジャンルやテーマがあります。
実際ストックイラストに登録するとなったら、製作した時間が無駄にならないように、なるべく需要が高く、競合が少なく、売れそうなテーマを狙いたいところですよね。
ということで今回は自分の経験をもとに、代表的なテーマの中から、お勧めテーマを幾つか選んでみたいと思います。
この記事はこんな方にお勧めです
- これからストックフォトを始める方、まだストックフォトを始めて間もない方
- これからもっと売り上げを上げていきたい方
既にバリバリ活躍している人は、きっともう自分の攻めるべきテーマをわかっていることと思いますので、そのままガンガン突き進んで下さい。
わたくしDiGが選ぶおススメテーマ6選
1 アイコン
需要 : 高い 競合 : 多い 難易度 : 低め
主にウェブデザインなどで使用されるアイコンは、需要の高いテーマです。
競合は多いですが、製作難易度が高くないためレベルの差がつきにくく、初心者でも勝負しやすいジャンルです。
製作時間が短くて済むので数撃ちやすく、ハマると結構な売れ行きが期待できます。
抽象的で絵にしずらいワードをうまくアイコン化できると、競合が少ないので市場を独占できるかもです。
カラーのアイコンより白黒の方が需要が高い印象です。
バラ or セット 、線の細さを変える、丸み or シャープ などでバリエーションを増やしましょう。
2 年賀状素材
需要 : かなり高い 競合 : かなり多い 難易度 : やる価値あり
期間限定のテーマですが、PIXTAなど日本のストックフォトサービスで圧倒的需要があります。
年賀状本体だけでなく、年賀状作成する人向けに、干支のイラストや和風の背景などを登録するのがおススメです。
皆このシーズンを狙ってデザインを上げてくるので、競合はかなり多いです。
ですが、それを上回る需要があるので、総合的な難易度で言うと十分挑戦する価値があると言えます。
競合に勝つコツとしては、シーズンが来る前に早めに登録しておき、ある程度の売り上げ実績を作って、人気順で上位に表示されるようにしておくのがポイントです。
競合の少ない海外ストックフォトで敢えて勝負する方法もあります。
他の期間限定テーマとしてクリスマス、ハロウィン、バレンタインなどもあります。
これらのテーマは日本では年賀状より需要が少し落ちますが、海外での需要は高いです。
海外は日本以上に猛者が多いですが、挑戦する価値はあると思います。
3 背景素材
需要 : 高い 競合 : 多い 難易度 : やる価値あり
背景素材も人気が高いテーマです。
競合も多いですが、シーズンやイベントごとに相応の需要があるので、挑戦する価値があると思います。
デザイナー的立場で言うと、何かデザインする際、背景ってデザインのイメージを決める始点でもあり、もちろん重要なものなのですが、正直「そこには時間を掛けたくない」と考えられがちなものでもあります。
というわけで、それだけで完結しているようなインパクトが強い背景素材よりは、デザインのベースとなるような、さりげなく控えめ、でもテーマが伝わる、そんな背景素材の方が需要が高い気がします。
ただ年賀状やハロウィンなど、シーズンイベント向け背景素材の場合は、デザイナー以外の一般の方も購入が予想されますので、そういう方向けの背景素材は、「あとは文字をちょっと入れるだけ」くらいの完成形に近いものでもOKだと思います。
4 人物
需要 : かなり高い 競合 : 多いし強い 難易度 : 一番高いかも
人物イラストは、お勧めテーマとして必ず名前が挙がるテーマです。
その理由は圧倒的な需要の高さにあります。
ですが、私個人としては初心者が選ぶテーマとしてはあまりおススメしません。
その理由として挙げられるのが、競合が猛者ぞろいという点です。
よほど特徴的で個性のある人物イラストが描けない限り、なかなか勝負できないと思います。
逆にそういった人物イラストが描ける人は、すごいシェアを取れる可能性があります。
そういう方にとっては、全力を注ぐ価値のあるテーマであると言えます。
ビジネス向け・ファミリー・表情別・行動別 など考えられるバリエーションは豊富にあります。
5 実用系
需要 : 普通 競合 : 狙いどころ次第 難易度 : アイデア次第
抽象的でかなりぼんやりしたテーマですね。。汗
デザイン系以外の、事務的な仕事等にも必要とされるようなイラストといったところでしょうか。
具体例を言うと、例えば地図だったり、路線図だったり、国旗のセットだったり。。etc.
爆発的な需要は見込めませんが、ある一定の需要を得られるテーマです。
自分の個性やデザイン性を強く出すより、使い易さや汎用性にウェイトを置いて作ることがポイントです。
そういう意味では初心者の方でも、手を付けやすいテーマかと思います。
考えられるデザインは多岐に渡るので、実際の現場でどんなイラストが需要があるのか、想像力を発揮することが重要です。
そういう意味では、アイデアで勝負できるテーマと言えます。
しかし、個性が求められない分、真似もされやすいので、競合に飲み込まれてしまう可能性もあります。
6 流行・最新技術
需要 : 高い 競合 : 早さで勝負 難易度 : 先んずれば人を制す
最後に、これは特定のテーマというよりは、常に世間にアンテナを張っておきましょうという、もはや心掛けに近いですが、まあそういうことです。
期間は短期的かもしれませんが、こういったブームには爆発的な需要があります。
そしていち早くデザインが登録できれば、そこは競合のいないブルーオーシャンです。
もちろんすぐ競合は現れますが、そこは先行者利益で少し有利な立場で戦うことができます。
一番重要なことは常にユーザー目線であること
以上わたくしDiGがおすすめするテーマ6選を上げさせていただきました。
もちろん、ここに上げた以外にも、需要のあるテーマはたくさんあると思います。
自分の勝負できるテーマを見つけて、そこでバリエーションを増やしていくことが大事だと思います。
また、一番重要なことは、ユーザーにとってどういうデザインが好ましいのか、どういうデザインが今求められているのかを、常に想像するということ。
ユーザー目線を持ったデザイナーであることがもっとも大事だと個人的には思っています。
というわけで、本日はここまでです。
ではでは。
お時間ありましたら、他の記事も読んでみて頂けると嬉しいです。